自閉症ネオカンファレンス2024 自閉症支援

自閉症
ネオカンファレンス

2024


開催日程:
2024年1123日(土)〜
1124日(日)

開催場所:
川崎医療福祉大学(講義棟)

メッセージ

自閉症ネオカンファレンス実行委員会は、「自閉症ネオカンファレンス2024」を企画・運営いたします。

我が国の自閉症支援をけん引されてこられた佐々木正美先生が実行委員長をされ、2002年から20年弱に渡って開催された「自閉症カンファレンスNIPPON」の元実行委員有志が呼びかけ人となり、さらに次世代を担う若手支援者が集結し、今回、新たにネオカンファレンス実行委員会が立ち上がりました。

「自閉症カンファレンスNIPPON」の精神を引き継ぎ、自閉症の正しい理解と優れた支援のスピリッツを学び・共有することを目指して、2024年11月、岡山県・川崎医療福祉大学を会場に、再び始動いたします。

今年のメインテーマは「多様性のある共生社会を目指して、自閉症の人たちの社会参加を考える」としました。これを機に、コロナ禍で停滞していた自閉症支援をめぐる協働を、当事者・家族・支援者・関係者が主体となって活性化させていきたいと思っています。

全国各地の皆様との“再会・出会い・そして創造”を合言葉に、多くの方々の参加をお待ちしています。

※一般社団法人Hyper Fiveは、ネオカンファレンス開催を願う有志で立ち上げた組織で、本大会の主催法人を担います。

AUTISM NEO CONFERENCE 2024

PROGRAM

〜再会、出会い、そして創造〜

日にち:
2024年11月23日(土)〜24日(日)開催

開催場所:
川崎医療福祉大学(岡山県倉敷市)
/ 定員:500名

11月23日(土)/1日目

メインセッション
2601教室
サブセッション
4601教室
サブセッション
4602教室
特設ルーム
9:00 開場・受付
9:50 オープニングセッション
10:00 基調講演
『自閉症の人たちと多様性』
∞藤岡宏 ∞宇野洋太
『自閉症の人の性教育』
∞平木真由美

『佐々木正美先生の部屋』

『家族ルーム』
12:00 昼休み・昼食
13:00 パネルディスカッション①
『合理的配慮・ユニバーサルデザインを考える』
∞内山登紀夫 ∞野口晃菜 ∞志村駿介 ∞植木智
『支援に活かす
アセスメント①』

∞梅永雄二 ∞髙橋幾 ∞縄岡好晴
『基礎からの構造化
∞安倍陽子
∞榎本太輔
15:20 パネルディスカッション②
『Hyper Fiveとのカフェトーク』
『支援に活かす
アセスメント②』
16:30 1日目終了
17:00 懇親会(会場:川崎医科大学附属病院8階「櫂の木」)19:00終了予定

※プログラムは場合により内容を変更する場合があります。

11月24日(日)/2日目

メインセッション
2601教室
サブセッション
4601~4603教室
特設ルーム 特設ルーム
9:30 開場・受付
10:00 パネルディスカッション③
『自閉症支援で変わらないこと、変わってきたこと』
∞志賀利一 ∞坂井聡 ∞鳥羽美千子
実践報告会①②③ 『自閉症の人の世界の体験』
∞愛知キャラバン隊ネットワーク
『コミュニケーション機器』
∞坂井聡

『佐々木正美先生の部屋』

『家族ルーム』
12:00 昼休み・昼食
13:00 スペシャルセッション
『当事者たちの声に耳を傾けよう』
∞河合高鋭ほか
14:30 ファイナルセッション
『私たちのコアバリュー』
∞内山登紀夫ほか
15:30 閉会

※プログラムは場合により内容を変更する場合があります。

主な講師ご紹介

メインセッション

多様性のある共生社会を目指して、
自閉症の人たちの社会参加を考えます。

Day 1

  • 基調講演自閉症の人たちと多様性

    場所:2601教室

    お二人の児童精神科医の視点を通して、さまざまな自閉症の人たちが暮らす共生社会を描きます。

  • パネルディスカッション①合理的配慮・ユニバーサルデザインを考える

    場所:2601教室

    私たちの身のまわりにある社会的障壁(バリア)をどのように取り除き、共生社会をデザインしていくのか、その方略を考えます。

  • パネルディスカッション②Hyper Fiveとの
    カフェトーク

    場所:2601教室

    長く支援の現場で活動してきたベテラン支援者と、フロアの皆さんとのカフェトークです。エピソード満載の話から、これからのヒントが得られるかもしれません。

Day 2

  • パネルディスカッション③自閉症支援で変わらないこと、変わってきたこと

    場所:2601教室

    自閉症支援をめぐるこれまでの半世紀を振り返り、変わらないテーマと、時代の変化に合わせて変わってきたことを確認し、今とこれからを考えます。

  • スペシャルセッション当事者たちの声に耳を傾けよう

    場所:2601教室

    全国から、自閉症スペクトラムの人たちのリアルな声を集めます。当事者が何を考え、何を求めているかを聞き、自閉症の人たちの社会参加を具体的にイメージします。

  • ファイナルセッション私たちのコアバリュー

    場所:2601教室

    代表:内山登紀夫ほか
    自閉症の人たちとの共生社会に向けて、私たちが大切にしていること、私たちが大切にすべきことを、改めて確認します。

セッション風景

休み時間、待ち時間、あるいはセッションの時間も、参加する皆さんの再会と出会いの機会になります。懇親会も是非、ご参加ください。
新しい仲間、新しい学び、新しい発想が、あちこちで生まれることを期待しています。誰もが主役の“ネオ”カンファレンスを期待しています。

サブセッション

Day 1

  • 支援に活かすアセスメント①②

    場所:4601教室

    PEP、TTAP、BWAP2など、支援現場で活用できるアセスメントツールを紹介します。当日はアセスメント場面をデモンストレーションしますので、ぜひ、ご参加ください。

  • 基礎からの構造化

    場所:4602教室

    自閉症の特性理解に基づいた構造化支援の考え方と基本的なアイデアを学びます。自立課題やワークシステム、スケジュールを実際に使って解説します。

Day 2

  • 実践報告会①

    場所:4601教室

    ゼロベースからの出発
    -強度行動障害スーパーバイザー養成事業に取り組んで-

    森本隆義

    所属:姫路暁乃里

    GHでのチーム支援

    本間貴大

    所属:社会福祉法人侑愛会 サポートすばる

    法人での虐待防止の取り組み

    野口直樹

    所属:社会福祉法人高水福祉会理事長

    新規利用者さんの事前のアセスメントと利用開始後の対応

    濱瀬享也

    所属:NPO法人おひさま

  • 実践報告会②

    場所:4602教室

    市と連携して地域の子どもの発達を支える保育所等訪問指導事業

    小林公平

    所属:社会福祉法人はーとふる理事長

    加藤健生

    所属:相模女子大学

    TTAP直接観察尺度を用いた指導計画の改善
    -特別支援学校小学部児童への実践-

    宮野雄太

    所属:相模女子大学

    教室の構造化を基盤とした
    感情教育を学ぶ支援
    〜Zone of Regulation等を用いた実践〜

    髙橋理人

    所属:北海道紋別高等支援学校

    國光陵介

    所属:北海道紋別高等支援学校

    特別支援学校高等部から地域生活への移行のための教育的支援
    -ソフトスキル・ライフスキルを支えるための「構造化」-

    佐々木敏幸

    所属:明星大学

  • 実践報告会③

    場所:4603教室

    緊急短期入所受け入れ
    -とりあえずの初期アセスメント-

    加藤潔

    所属:社会福祉法人はるにれの里/自閉症者地域生活支援センターなないろ

    発達障害のある人の運転免許取得支援の取り組み
    -つばさプランの取り組みを通して-

    佐藤みゆき

    所属:鹿沼自動車教習所

    自閉症について誰もが知っている地域づくりを目指して
    -地域のラジオ放送局から自閉症を伝えて14年 楽しい収録現場からご報告です!-

    窪田久美

    所属:特定非営利活動法人 ライフサポートここはうす

    桑原綾子

    所属:特定非営利活動法人 ライフサポートここはうす

    飛び出せ萩の杜
    -地域に生きるの理念を通して-

    鍵村茜音

    所属:社会福祉法人北摂杉の子会 萩の杜

※内容を変更する場合があります。

特設ルーム

Day 1

  • 自閉症の人の性教育

    場所:3602教室

    自閉症の人の性教育の第一人者である平木真由美先生による教材の展示と、先生によるワンポイント授業を受けることができます。

  • 佐々木正美先生の部屋

    場所:3602教室

    我が国の自閉症支援をけん引し、川崎医療福祉大学の教授でもあった佐々木正美先生の業績と人柄をお伝えする部屋です。貴重なビデオや音声記録にも触れることができます。

  • 家族ルーム

    場所:3603教室

    メインセッションを中継し、家族や当事者がくつろぎながら視聴できる部屋を用意します。
    リラックスコーナーや感覚グッズもご自由にお使いください。

Day 2

  • 自閉症の人の世界の体験

    場所:3601教室

    自閉症の人が世の中をどのように理解し困難さを感じているのかを、さまざまなシチュエーションを用意して参加者が体験し、当事者の視点に立った支援を考えます。

  • コミュニケーション機器

    場所:3602教室

    代替コミュニケーションやデジタルアプリの開発と実用化に取り組んでおられる香川大学の坂井聡先生セレクトの機器展です。坂井先生から直接、機器の説明もしていただけます。

  • 佐々木正美先生の部屋

    場所:3602教室

    我が国の自閉症支援をけん引し、川崎医療福祉大学の教授でもあった佐々木正美先生の業績と人柄をお伝えする部屋です。貴重なビデオや音声記録にも触れることができます。

  • 家族ルーム

    場所:3603教室

    メインセッションを中継し、家族や当事者がくつろぎながら視聴できる部屋を用意します。
    リラックスコーナーや感覚グッズもご自由にお使いください。

ブック&ショップ&ポスターセッション

会場内ロビーでは、自閉症関連ブックとグッズの紹介・販売をおこないます。自閉症の人たちも販売スタッフで関わっていただきます。
ポスターセッションでは、実践報告会の皆さんをはじめ、全国各地の取り組みをポスターで紹介します。今回の講師や実行委員からもポスターセッションに参加していただきますので、直接、質問や意見交換をおこなってください。

会場ロビー内 風景

PARTICIPATING

参加ご案内

定員
500名(先着順)
参加費(2日間)
早割期間(7月1日〜8月31日申込済み)
11,500円/人

通常期間(9月1日~11月15日申込済み)
13,500円/人

家族同伴の小・中学生と未就学児は無料です。
申込締切
定員になり次第締め切ります。
懇親会
現在お申込みいただけますのは上記カンファレンスのみの参加です。
懇親会は満席となりましたので、懇親会を伴う受付を締め切らせていただいております。


11月23日(土) 17:00-19:00
会場: 川崎医科大学附属病院8階「櫂の木」
定員:100名(申込制)
参加費:8,500円/人
小・中学生:3,500円/人
未就学児:無料
立食形式ビュッフェスタイルです。小・中学生用の食事を別途ご用意します。
本会議の参加者限定です。懇親会のみの参加はできませんのでご承知おきください。
ホテル
各自でお早めに予約をお願いします。
昼食
各自でご用意ください。ごみの持ち帰りをお願いいたします。

SPONSORSHIP

協賛金

本会議は、「自閉症カンファレンスNIPPON」の精神を引き継ぎ、全国各地から自閉症の当事者・家族と支援者・専門家が一同に集まり、自閉症の正しい理解と共生社会を見据えた全国規模の会議となります。
つきましては、誠に恐縮ではございますが、本会議の趣旨をご理解いただき、会議の開催にご協賛を賜わりたく、ここにお願い申し上げる次第でございます。
ご協賛の内容につきましては、下記のとおりとさせていただきます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

些少ではありますが協賛していただいた方に記念品を贈呈いたします。

協賛金額
一口1万円(個人、団体を問いません)
募集期間
令和6年11月15日まで
納入方法
銀行振込またはクレジットカードでお願いします
お問合せ先
自閉症ネオカンファレンス2024事務局(一般社団法人Hyper Five)
メールアドレス
hyper.five2024@gmail.com

ご協賛いただいた皆様

  • ⬥大嶋基 様
  • ⬥片村浩一 様
  • ⬥社会福祉法人侑愛会 様
  • ⬥大野はぐくみクリニック 様
  • ⬥児童デイサービス ぐるぐるめろん島 様
  • ⬥河合 様
  • ⬥株式会社古林療育技術研究所 様
  • ⬥中川 寛晃 様
  • ⬥自閉症eサービス全国ネット 様
  •           
  • ⬥匿名六名 様

自閉症ネオカンファレンス2024
後援団体(2024年6月現在、順不同)

  • ⬥TEACCHプログラム研究会
  • ⬥よこはま発達グループ
  • ⬥Autism Caravans
  • ⬥自閉症eサービス全国ネット

会場のご案内

会場名
川崎医療福祉大学(講義棟)
住所
岡山県倉敷市松島288
交通アクセス
https://w.kawasaki-m.ac.jp/data/access/
JR中庄駅から徒歩約20分
山陽自動車道 倉敷I.Cより約10分
瀬戸中央自動車道 早島I.Cより約10分